- 2026/04/01 掲載
英3月製造業PMI低下、中東紛争でコスト急上昇
中東紛争の影響が浮き彫りなった。供給網の混乱で納期の遅延は2022年半ば以来、最も深刻となり、コスト上昇圧力は急激に高まった。
生産指数は52.5から49.2に低下し、好不況の分かれ目である50を昨年9月以来初めて下回った。新規受注の伸びも鈍化した。
投入価格指数は71.0と22年10月以来の高水準。2月からの上昇幅は、ポンドが欧州為替相場メカニズム(ERM)から離脱した1992年以来の大きさとなった。中東紛争激化による原油・ガス価格の上昇、輸送コストの高騰を反映し速報値の70.2から上方修正された。コスト転嫁の動きで販売価格も約1年ぶりの大幅上昇を記録した。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのロブ・ドブソン・ディレクターは「中東紛争と国内経済政策に対する懸念が、生産の縮小につながった」と述べた。ただ新規受注の増加を踏まえ、生産減少は需要よりも供給側の問題によるものだと指摘した。とはいえ紛争が早期に停止しなければ需要に影響が及ぶだろうと述べた。
雇用指数は17カ月連続で低下し7カ月ぶりの低水準。向こう1年の楽観度は6カ月ぶりの低水準となった。
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