- 2026/04/03 掲載
午後3時のドルは159円後半でもみ合い、欧米休暇前で手掛けにくさ
[東京 3日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 159.65/159.66 1.1536/1.1540 184.18/184.19
午前9時現在 159.47/159.52 1.1539/1.1545 184.06/184.07
NY午後5時 159.59/159.64 1.1537/1.1540 184.06/184.20
午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤からやや上昇し159円後半でのもみ合いだった。イラン情勢への警戒感が根強い上、欧米がイースター休暇で取引参加者が減少することもあって手掛けにくさが意識された。日本時間の今晩には米雇用統計の発表を控えており、ボラティリティーの高まりを警戒する声もある。
ドルは159円半ばから後半を軸にした小動きが続き、値幅は上下25銭程度と限られた。実需の売買が集まる実質的な五・十日に当たり、仲値公示では売り買いが交錯したとの声も聞かれた。欧米の休日を控え、とりわけ午後には模様眺めが強まった。市場では、イラン情勢は欧州時間から動きが出てきやすいとして、東京時間の午後が一番動きにくいとの声が聞かれた。
日本時間の今晩には、米国の雇用統計が発表される。市場の関心は米国の経済指標より中東情勢の方に向かっているとの見方があるが、欧米の取引参加者が少なくなることもあり、内容次第ではボラティリティが高まるリスクも警戒されている。
原油価格の高騰でインフレの上振れが見込まれる中、雇用が底堅いとなれば追加のドル高要因となり「再び160円台を試す可能性も意識される」(外為どっとコム総合研究所の神田卓也シニア為替アナリスト)という。弱い内容だった場合、ドル/円の下落を見込む声があるほか、スタグフレーションが意識されて反応しにくいとの見方もある。
中東情勢は早期の鎮静化は見込みにくいとの見方が優勢で、「有事のドル買い」の地合いは継続するとみられている。一方、為替介入への警戒感が上値を抑えている。トランプ米大統領が前日の演説で今後2─3週間にイランを激しく攻撃する意向を示し「4月いっぱいは要警戒の期間になるのではないか」(神田氏)という。
片山さつき財務相が閣議後会見で、トランプ米大統領の演説を受けて原油先物や為替相場で投機的な動きが高まっているとの認識を示したほか、参院予算委員会で、為替介入に関し「必要ならそういう措置を取れることになっており、万全に対応する」と述べたが、ドル/円の反応は限定的だった。
片山氏は「債券のボラティリティーも動向をしっかりウオッチし、一連の財政・金融政策でしっかり対応したい」とも述べた。
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