- 2026/04/07 掲載
NY外為市場=ドル安定的、円相場160円に接近 中東情勢の行方にらみ
トランプ大統領は5日、イランが7日までにホルムズ海峡を開放しな?い場合、同国が「地獄」に陥ると警告。自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に、「7日はイランにおける『発電所の日』であり『橋梁の日』にもなるだろう」と投稿した。続く投稿では、より具体的な期限を「7日午後8時(東部時間)!(8日0000GMT(日本時間午前9時00分))」と指定した。
サクソ銀行のチーフ投資ストラテジスト、チャル・チャナナ氏は「新たな最後通牒が出るたびに、混乱はより長く、より根深く、よりマクロ経済にとって悪影響なものに見えてくる」と述べた。
2月末に米国・イスラエルとイランの戦争が勃発して以来、世界の市場は動揺し続けている。イランは事実上、世界の石油および液化天然ガス(LNG)の総量の約5分の1が通過するホルムズ海峡を封鎖している。
TDセキュリティーズのシニア金利ストラテジスト、プラシャント・ニューナハ氏は「米国が事態をエスカレートさせれば、世界市場は急激に中銀の政策変更についての織り込みを修正するだろう」との見方を示した。
トレーダーらは現在、連邦準備理事会(FRB)による利下げを2027年後半まで織り込まなくなっている。26年序盤の時点では、年内に2回の利下げが行われるとの見方を織り込んでいた。
円は対ドルで一時、159.71円付近と、先週付けた21カ月ぶりの安値からそれほど遠くない水準を付けた。片山さつき財務相は3日、足元の為替市場の動きについて「単なる普通の為替相場の投機筋を超えて、石油という御し難いものに引っ張られている」と指摘。その上で、必要があれば「伝統的、非伝統的手法、法的にできることはすべてあり得るということはあっていい」と述べた。
こうした中、バノックバーン・グローバル・フォレックスのチーフ市場戦略責任者、マーク・チャンドラー氏は「政府・日銀が円を支えるための実弾介入を行う条件は整っていないようだ」とし、市場は介入ラインを探りながら円売りを続けているとの見方を示した。
主要通貨に対するドル指数は100。
ユーロは1.1542ドル、英ポンドは1.324ドルとなった。
この日はアジアおよび欧州の多くの市場が休場だったため、流動性は低かった。
ドル/円 NY午後4時 159.69/159.70
始値 159.45
高値 159.79
安値 159.37
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1542/1.1544
始値 1.1547
高値 1.1571
安値 1.1535
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