- 2026/04/08 掲載
再送-イラン戦争が物価押し上げの恐れ、インフレ期待への影響薄も=ダラス連銀
(見出しを修正して再送します)
[7日 ロイター] - 米ダラス地区連銀は7日公表した調査で、イラン戦争による世界の石油取引の長期的な混乱は、米総合インフレ率を年末までに4%を大幅に上回る水準まで押し上げる可能性があるとの見解を示した。短期的にはさらに大幅な上昇も起こり得るとした。
同調査は、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡が1四半期封鎖された場合、3月のインフレ率は年率換算で5.2%ポイント押し上げられる可能性があると指摘。ただ、その影響は急速に薄れ、第4・四半期のインフレ率は0.35%ポイント上昇にとどまる可能性が高いとの見方を示唆した。
ただ、封鎖が3四半期にわたり続いた場合、原油価格は足元の1バレル=115ドルから167ドルに上昇し、第4・四半期のインフレ率は最大1.8%ポイント上昇すると予想。変動の大きな食料品とエネルギーを除くコアインフレへの影響は、ホルムズ海峡が1四半期封鎖された場合で0.18%ポイント、3四半期続いた場合で約0.49%ポイントになるとの見方を示した。
一方、インフレ期待への影響は短期的には小幅にとどまり、長期的にはほぼ無視できる程度になるとの見通しを示した。ダラス連銀の研究者は「ガソリン価格の上昇がコアインフレに波及したり、長期的なインフレ期待が不安定化する兆候はほとんど見られない」と述べた。連邦準備理事会(FRB)当局者はインフレ期待に注視しており、これまでのところその安定性を好ましいシグナルとして受け止めている。
1年後のインフレ期待は最大で0.8%ポイント上昇する可能性がある一方、FRB当局者が最も懸念する5─10年後のインフレ期待は、最大でも0.09%ポイントの上昇にとどまると同調査は記した。
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