- 2026/04/08 掲載
ムーディーズ、米BDCの見通しを「ネガティブ」に引き下げ
[7日 ロイター] - 格付け会社ムーディーズ・レーティングスは7日、米国の事業開発会社(BDC)のセクター見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。償還圧力の増加、レバレッジ拡大、資金調達市場へのアクセス悪化を理由に挙げた。
こうした圧力は、同セクターの60%以上を占める非上場BDCに最も深刻な影響を与えている。
ムーディーズによると、富裕層や主要な買い手が保有分を償還したことから、こうしたファンドの多くが今年に入り初の資金流出を記録した。第3・四半期まで資金流入が非常に堅調だった2025年から状況が一転したという。
こうした資金流出により、非上場ファンドが「現在の市場変化と不確実性が解消されるまで、追加的な資本投入でより守勢に立たされる」とムーディーズは指摘。さらに、スプレッドの拡大に伴いBDCが無担保債券市場から撤退したことで、資金調達環境がさらに悪化したと分析した。
また、BDCのポートフォリオの約4分の1をソフトウエア企業が占めることから、人工知能(AI)を巡る新たなリスクにも言及した。
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