- 2026/04/09 掲載
パリサー提案は事業のあり方変わる、まず執行側が検討=味の素取締役会議長
[東京 9日 ロイター] - 味の素の岩田喜美枝・取締役会議長は9日午前に開いたIR説明会で、英ファンドのパリサー・キャピタルからの提案は、現段階で取締役会で議論していないことを明らかにした。同提案は「事業のあり方が変わる部分が相当に重い」とした上で「まず執行側がこれをどのように理解し、どう対応したいと思うか検討してほしいと指示している」とした。
執行側は、IR室が中心となってパリサーと意見交換しながら、意見を正確に理解し、対応を考えたいとしており「その様子を見て、必要であれば取締役会で議論する」と述べた。
岩田氏は、取締役会の役割は持続的に企業価値を向上させるためにどのような経営判断をするかだと指摘。「市場の声はそのために大変有益で大事。どのような投資家、どのような株主でも頂いた意見はできるだけ様々な局面で参考にし、企業価値向上に結び付けたい」とし「最近の新しい市場の動きに対しても誠実にオープンに対応したい」と述べた。
英パリサーは3月、味の素の上位25位以内の株主となったことを明らかにした上で、半導体向け層間絶縁材を30%超値上げして株価の引き上げにつなげるよう求めた。同絶縁体は「味の素ビルドアップフィルム(ABF)」との商品名で、パソコンの頭脳に当たる中央演算処理装置(CPU)に使われている。
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