- 2026/04/09 掲載
日経平均は5日ぶり反落、中東情勢の不透明感を改めて意識
[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反落し、前営業日比413円10銭安の5万5895円32銭で取引を終えた。前日は米国とイランの2週間の停戦合意を受けて大幅高となったが、きょうは先行きの不透明感が改めて意識された。前日に2800円超上昇した反動の利益確定売りも広がり、日経平均は一時500円超安となった。
日経平均は108円安で寄り付いた後、プラス圏に浮上する場面もあったが再び軟化し、午後中盤に545円37銭安の5万5763円05銭で安値を付けた。前日の米国株式市場は米イランの停戦合意を受けて大幅に上昇したが、東京市場ではイスラエルによるレバノンへの大規模攻撃で緊張感が高まる格好となった。
松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは「前日の停戦合意から一転、停戦は一筋縄ではいかないとの見方が改めて広がった」と指摘した。
イスラエル軍は8日、レバノン全土でイラン紛争の開始以降最大規模の攻撃を行ったと発表。ネタニヤフ首相は、停戦合意にはレバノンの親イラン武装組織ヒズボラは含まれていないとして攻撃を継続すると表明している。
主力株では、アドバンテスト、ソフトバンクグループが1%超、ディスコが4%超下落した。ファーストリテイリング、東京エレクトロンは小幅安となった。
取引時間中に決算を発表したイオンは8%超安、米国のコンビニエンスストア子会社の上場時期を延期する方針を固めたと報じられたセブン&アイ・ホールディングスは5%超安だった。
半面、フジクラは3%超高、横河電機、古河電気工業は約4%上昇した。
取引時間中に日銀の植田和男総裁が参議院財政金融委員会で「短中期中心に実質金利は明らかなマイナス、設備投資は緩やかな増加基調続いている」などと述べたが、相場への影響は限定的だった。市場では「想定よりタカ派だが、中東情勢の緊迫化で全体的に様子見姿勢が強まる中、反応しづらくなっている」(信託銀行ストラテジスト)との見方があった。
TOPIXは3営業日ぶりに反落し、0.9%安の3741.47ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.88%安の1928.56ポイントだった。プライム市場の売買代金は8兆2061億8500万円だった。
東証33業種では、値下がりは空運、小売り、不動産、保険、サービス、銀行など28業種、値上がりは非鉄金属、海運など5業種だった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.88%安の760.62ポイントと、5営業日ぶりに反落した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが287銘柄(18%)、値下がりは1263銘柄(80%)、変わらずは27銘柄(1%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 55895.32 -413.10 56199.86 55,763.05─
56,406.49
TOPIX 3741.47 -33.83 3776.00 3,737.57─3
,786.63
プライム市場指数 1928.56 -17.15 1945.82 1,926.62─1
,951.46
スタンダード市場指数 1675.38 -12.85 1686.58 1,675.09─1
,690.75
グロース市場指数 983.63 -18.07 993.83 980.24─996
.72
グロース250指数 760.62 -14.56 768.41 757.76─771
.41
東証出来高(万株) 227281 東証売買代金(億 82061.85
円)
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