- 2026/04/14 掲載
富士精工、中国の輸出規制強化でタングステン調達難 新規受注制限も
[東京 14日 ロイター] - 富士精工は14日、中国による重要鉱物の輸出規制強化の影響で、切削工具の原材料であるタングステン(超硬合金の主原料)の供給が不安定になっていると明らかにした。すでに発注済みのタングステンパウダーが2026年初め以降通関で停止しており、輸入再開のめどが立ってない。代替調達でも安定供給に必要な量の確保には至っておらず、納期遅延や新規受注の制限などが予想される、としている。
超硬素材の価格は今後も高騰することが予想され、安定供給のための素材調達ができたとしても原材料費の上昇は避けられず、売上高、営業利益へ影響する可能性も指摘した。影響が見込まれる製品群の事業規模は連結売上高の約30%を占めるが、現時点では想定が困難であり、業績予想には織り込んでいないという。
2027年2月期の連結純利益は前期比88.5%減の8000万円にとどまる見通し。26年2月期は海外からの受注が好調だったほか、円安により子会社売却益が当初の想定より増加したことから、純利益は6億9200万円となった。
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