- 2020/07/27 掲載
カナダCPI、6月は0.7%上昇 9年超ぶりの大幅な伸び
アナリスト予想の0.3%上昇を上回ったが、カナダ中銀の目標である2%を依然として大幅に下回っている。5月は0.4%下落していた。
CIBCキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、ロイス・メンデス氏は「4月にはさまざまな形でほぼ完全に閉鎖されていた経済がここ数カ月で回復し始めていることと一致している」と述べた。
中銀が景気の伸び悩みを判断する際に最も重視するCPIコモンは1.5%上昇。5月は1.4%上昇だった。
統計局によると、エネルギーや食料品、乗用車、服飾品、靴などの価格が回復した。
ガソリン価格は15.7%下落。5月は29.8%下落だった。企業や公共サービスの段階的な再開に伴い需要が増加した。
食肉価格は8.1%上昇した。
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