- 2020/07/28 掲載
米株反発、ナスダック1.7%高 追加刺激策や決算などにらみ
今週決算を発表するアップル
ハンティントン・ナショナル・バンクのジョン・オーガスティン最高投資責任者氏は、このところ下げていた大型ハイテク株に買いが入ったとし、「いわゆるFAANGプラスM株は、フェイスブックを除き決算で予想を上回る可能性は高い」と述べた。
S&P11セクターでは、情報技術<.SPLRCT>が1.6%、素材<.SPLRCM>が1.4%、不動産が1.1%とそれぞれ大幅高。一方、金融<.SPSY>は1.3%安、公益事業<.SPLRCU>が0.8%安だった。
上院共和党はこの日、1兆ドル規模に上る新型コロナ対策の追加刺激法案を巡り詰めの作業を急いだ。失業給付を週600ドル上積みする特例措置は今月末に失効する。
一部投資家は、この法案が景気を十分に下支えできるかどうかを懸念する。インベスコのクリスティーナ・フーパー氏は、こうした懸念が大型成長企業や金
「今日の話題は、景気回復が遅く停止するのではないかという懸念だ。これは新型コロナ感染拡大を抑制できないことや、小規模な景気刺激策では危機を受けたあらゆるニーズに対応できないかもしれないという懸念が合わさったものだ」と述べた。
米ホワイトハウスはこの日、オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たものの、トランプ大統領やペンス副大統領への感染リスクはないと明らかにした。
28─29日の連邦公開市場委員会(FOMC)では大きな政策変更は予想されていないが、年内の追加策に向けた地ならしが行われるとみられている。
バイオ医薬大手モデルナ
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.66対1の比率で上回った。ナスダックでは1.47対1で値上がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は96億9000万株。直近20営業日の平均は106億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 26584.7 +114.88 +0.43 26447. 26625. 26426. <.DJI>
7 67 46 92
前営業日終値 26469.8
9
ナスダック総合 10536.2 +173.09 +1.67 10421. 10546. 10399. <.IXIC>
7 70 44 86
前営業日終値 10363.1
8
S&P総合500種 3239.41 +23.78 +0.74 3219.8 3241.4 3214.2 <.SPX>
4 3 5
前営業日終値 3215.63
ダウ輸送株20種 9817.42 +87.30 +0.90 <.DJT>
ダウ公共株15種 813.02 -12.72 -1.54 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 2104.62 +65.91 +3.23 <.SOX>
VIX指数 24.72 -1.12 -4.33 <.VIX>
S&P一般消費財 1132.31 +9.76 +0.87 <.SPLRCD
>
S&P素材 392.23 +5.47 +1.41 <.SPLRCM
>
S&P工業 609.26 +2.39 +0.39 <.SPLRCI
>
S&P主要消費財 639.98 +3.46 +0.54 <.SPLRCS
>
S&P金融 399.58 -3.27 -0.81 <.SPSY>
S&P不動産 218.37 +2.41 +1.11 <.SPLRCR
>
S&Pエネルギー 284.71 +0.60 +0.21 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1233.39 +8.87 +0.72 <.SPXHC>
S&P通信サービス 189.90 +1.47 +0.78 <.SPLRCL
>
S&P情報技術 1880.04 +29.83 +1.61 <.SPLRCT
>
S&P公益事業 302.51 -3.86 -1.26 <.SPLRCU
>
NYSE出来高 8.38億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22690 0 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物9月限 円建て 22665 - 25 大阪比 <0#NIY:>
関連コンテンツ
PR
PR
PR