- 2020/08/13 掲載
独ティッセンクルップ、業績安定化の兆し 鉄鋼は苦戦
マルティナ・メルツ最高経営責任者(CEO)は「コスト管理と流動性確保に努めてきた。その結果、第3・四半期は全般的に、当初予想よりも幾分うまく危機を乗り切ることができた」と述べた。
同社はエレベーター事業を172億ユーロで投資会社などの事業共同体に売却した。残る事業の多くは業績が安定しつつあり、前四半期比で改善も見られているという。
ただ鉄鋼部門だけは苦戦が続いている。ティッセンクルップ・スチール・ヨーロッパの今事業年度(9月まで)の調整後営業損失は1億ユーロに上る見通し。
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