- 2020/08/26 掲載
日経平均反落、前日の大幅高で見送りムード
日経平均<.N225>
終値 23290.86 -5.91
寄り付き 23257.05
安値/高値 23,203.00─23,348.80
TOPIX<.TOPX>
終値 1624.48 -0.75
寄り付き 1619.38
安値/高値 1,616.73─1,624.48
東証出来高(万株) 85998
東証売買代金(億円) 16566.15
東京株式市場で日経平均は小幅に反落した。日経平均は前日にコロナ急落直前の水準を回復した達成感があり、見送りムードが強まった。一方で、円安基調と新型コロナワクチン開発への期待で下値は限定的。強弱感が対立する中で日経平均はプラス圏とマイナス圏を行き来する方向感に欠けた展開となった。東証1部の売買代金は2兆円を下回り、薄商いだった。
TOPIXも小反落。東証33業種では、繊維業、不動産業、食料品、非鉄金属などの20業種が値下がり。半面、海運業、その他製品、鉱業などの13業種は値上がりした。
市場では「指数は小幅なマイナスとなったが、そもそも東証1部市場の売買代金が少ない。利益確定売りというよりは、売買自体を見送ったという言葉が正しい。きのうのような、バリュー株を買う動きがきょうはあまりみられなかったことも上値を追えなかった要因だろう」(東海東京調査センターのチーフエクイティマーケットアナリスト、鈴木誠一氏)との声が出ていた。
個別では、アサヒグループホールディングス<2502.T>は反落し2.6%安。25日、公募増資と自己株処分を発表し、株式の希薄化などが懸念された。[nL4N2FR1ZT]
大戸屋ホールディングス<2705.T>は大幅反発し9.41%高。コロワイド<7616.T>が公開買い付け(TOB)を9月8日まで延長すると発表したことなどが材料視された。[nL4N2FR2K3]
東証1部の騰落数は、値上がり925銘柄に対し、値下がりが1115銘柄、変わらずが132銘柄だった。
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