- 2020/09/09 掲載
アップルがフォートナイト開発元を反訴、損害賠償求める
エピックがアップルの「独占的慣行」を回避するため、8月に同アプリ内に自社課金システムを設けて以来、両社は法廷闘争を繰り広げている。アップストアは同ストア経由で配信されているアプリの開発元に対し、アップルの課金システムを使い、30%の手数料を支払うよう義務付けている。
アップルはエピックによるアップストア経由でのアプリのアップデートや新アプリの配信を停止。エピックはアップストアの慣行が反トラスト法(独占禁止法)に違反するとしてアップルを提訴した。裁判所はアップルがエピックによる新アプリ配信を遮断することを認めたが、フォートナイトの既存バージョンをプレーし続けることは可能で、自社課金システムも維持されている。
今回の反訴でアップルは、エピックの自社課金システムで被った損害の賠償を求めている。賠償請求額は明らかにしていない。また一連の動きで不満を抱いたフォートナイトのプレーヤーや、エピックがアップルに対して行った広報活動などによって自社の評判が損なわれたとして、その損害賠償も要求している。
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