- 2020/09/11 掲載
カナダ、コロナ禍からの一様な回復なければ成長鈍化=中銀総裁
マックレム総裁は、新型ウイルス危機からの回復は予想より力強かったとしながらも、広範な部門にわたり回復が一様でなかったことで、最も脆弱な労働者が打撃を受けていると指摘。「極めて不均衡なリセッション(景気後退)は長引き、かつ労働市場に大きな影響を及ぼす傾向がある」とし、脆弱な労働者が労働市場から去ることを余儀なくされれば、潜在成長率は低下し、全ての人の生活水準が低下すると述べた。
米連邦準備理事会(FRB)が先月発表した新戦略については、 「インフレ目標の重要な進化」と指摘。カナダ中銀も慎重に検証する可能性があるとした。
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