- 2020/09/14 掲載
米株は軟調、主要指数は2週続落 情報技術株に売り
ソフトウエア大手オラクル
オラクルが前日に発表した第1・四半期(8月31日まで)決算は、新型コロナウイルス感染拡大を受けた在宅勤務の広がりを背景にクラウドサービスの需要が高まり、予想を上回る好決算だった。
情報技術株は0.75%安。アップル
ナショナル・セキュリティーズ(ニューヨーク)のチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「ナスダック総合が3日間で10─11%下げたからと言って、神経質な地合いが解消するわけではない」とし、今後さらに下落する可能性もあるとの見方を示した。
新型ウイルス感染拡大を受けた都市封鎖(ロックダウン)措置の恩恵を受けたアマゾン・ドット・コム
インバーネス・カウンセル(ニューヨーク)のチーフ投資ストラテジスト、ティム・グリスキー氏は、バリュー株がグロース株よりも選好される日が数日間続くことが1カ月に1回程度はあると指摘。「グロース株は安くはないが成長が見込める株で、コロナ禍の中でうまくやっている。このため、グロース株に再び資金が戻っても驚くことではない」と述べた。
個別銘柄では、ホームセンター大手のホーム・デポ
オンデマンド型バイクエクササイズサービスのペロトン・インタラクティブ
この日発表の経済指標では、労働省発表の8月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)が前月比0.4%上昇と、市場予想の0.3%上昇を上回る伸びとなった。新型コロナウイルスの感染懸念から公共交通機関が敬遠されたことを背景に、中古車・トラック価格の伸びが51年超ぶりの大きさとなった。
週足ではダウ工業株30種<.DJI>が1.66%、S&P総合500種<.SPX>が2.51%、ナスダック総合<.IXIC>が4.06%、それぞれ下落した。
ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.05対1の比率で上回った。ナスダックも1.41対1で値下がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は約89億1000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 27665.64 +131.06 +0.48 27613.8 27828.8 27448. <.DJI>
6 2 15
前営業日終値 27534.58
ナスダック総合 10853.55 -66.05 -0.60 11010.0 11033.0 10728. <.IXIC>
7 5 03
前営業日終値 10919.59
S&P総合500種 3340.97 +1.78 +0.05 3352.70 3368.95 3310.4 <.SPX>
7
前営業日終値 3339.19
ダウ輸送株20種 11282.64 +103.67 +0.93 <.DJT>
ダウ公共株15種 799.93 +3.59 +0.45 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 2136.37 -1.41 -0.07 <.SOX>
VIX指数 26.87 -2.84 -9.56 <.VIX>
S&P一般消費財 1196.89 -3.79 -0.32 <.SPLRCD>
S&P素材 408.16 +5.28 +1.31 <.SPLRCM>
S&P工業 653.85 +8.94 +1.39 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 662.06 +4.03 +0.61 <.SPLRCS>
S&P金融 409.33 +3.08 +0.76 <.SPSY>
S&P不動産 220.38 -0.61 -0.27 <.SPLRCR>
S&Pエネルギー 243.58 +0.62 +0.25 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1216.07 +4.67 +0.39 <.SPXHC>
S&P通信サービス 197.76 -0.58 -0.29 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1983.99 -14.98 -0.75 <.SPLRCT>
S&P公益事業 297.40 +0.99 +0.33 <.SPLRCU>
NYSE出来高 8.87億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 23250 + 50 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物12月限 円建て 23190 - 10 大阪比 <0#NIY:>
PR
PR
PR