- 2020/09/23 掲載
独経済、今年は5.2%縮小へ 従来予想を上方修正=IFO
IFOのチーフエコノミスト、ティモ・ボルマーショイザー氏は、「第2・四半期の落ち込みと景気回復は、想定したよりも好ましい形で展開している」と述べた。
2021年についてはプラス6.4%の成長率予想を5.1%に引き下げた。22年は1.7%の成長を見込む。
今年の失業者は270万人と、昨年の230万人から増えると予想、その後は21年に260万人、22年は250万人に減るとした。
この結果、失業率は昨年の5.0%から今年は5.9%に悪化する見通し。21年は5.7%に改善し、22年は5.5%とさらに低下すると見込む。
IFOは今後の見通しについて、異例の高い不透明感があると警告。コロナ感染者の増加や英国による無秩序な欧州連合(EU)離脱のリスク、未解決の通商摩擦を理由に挙げた。
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