- 2020/09/28 掲載
NTTデータ先端技術、セキュリティ脅威を能動的に調査・分析するサービスの提供を開始
「Threat Hunting」とは、既存のセキュリティ対策をくぐり抜け、目立たぬように行っている攻撃者の活動をセキュリティアナリストが能動的に調査する手法です。
NTTデータ先端技術は、CSIRT活動やNTTグループ内の情報連携、さまざまな形態の攻撃パターンなどの解析結果から、最新の脅威インテリジェンスを蓄積しています。「Threat Huntingサービス」では、この最新の脅威インテリジェンスを基に、当社が以前より提供しているインシデントレスポンスサービスの対応経験豊富なアナリストが、お客さま環境で収集されたログなどを調査・分析します。セキュリティ製品等の目をかいくぐる高度な攻撃に対し、当社のセキュリティに精通したアナリストが侵害を前提に能動的に調査・分析することで、セキュリティ被害を低減することができます。
NTTデータ先端技術は今後、「Threat Huntingサービス」の提供によりお客さまのセキュリティ侵害の早期発見、セキュリティ対策の高度化に貢献していきます。
■背景
サイバー攻撃や内部犯行の脅威が複雑化・深刻化している昨今、企業をとりまく環境は変化しており、攻撃を完全に防ぐことは困難です。国家関与が疑われるAPT攻撃者グループなど、巧妙なサイバー攻撃を行う攻撃者は、既存の情報セキュリティ対策をくぐり抜け、目立たぬように攻撃を仕掛けてきます。このような攻撃者の標的にされた場合、ITシステムの内部に侵入された痕跡を発見することは容易ではなく、最新の脅威インテリジェンスとアナリストによる調査・分析が必要となります。
NTTデータ先端技術は、セキュリティサービス事業者としてCSIRT活動やNTTグループ内の情報連携、さまざまな形態の攻撃者グループの攻撃パターンなどを解析した結果から最新の脅威インテリジェンスを蓄積しています。また、当社は以前よりお客さま向けにインシデントレスポンスサービスを提供しており、調査・分析に必要となるデジタル・フォレンジック、マルウェア解析などの知見を有するアナリストが在籍しています。
そこで今回、ITシステム環境への高度な脅威の侵入に不安を抱えるお客さまを支援するべく「Threat Huntingサービス」を開発し、2020年10月1日より提供を開始することとしました。
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