- 2020/12/01 掲載
11月新車販売、6.7%増=2カ月プラスも勢い弱く
11月の国内の新車販売台数は前年同月比6.7%増の41万1601台となり、2カ月連続のプラスとなった。ただ、消費税増税の影響などにより前年10、11月の販売が少なかった反動でプラスを確保した格好。新車販売の回復の勢いは弱いようだ。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日発表した。
内訳を見ると、軽自動車以外の登録車が6.0%増の25万3069台、軽は7.8%増の15万8532台。新型コロナウイルスの感染拡大で大きく落ち込んだ自動車販売は回復傾向を示している。それでも「春先に売れなかった分を取り戻せてはいない」(自動車大手)との見方が出ている。
先行きについても、コロナ感染の再拡大による消費マインドの冷え込みが懸念される。全軽自協は「市場への影響を注視していく必要がある」と警戒している。
【時事通信社】
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