- 2020/12/07 掲載
銀行貸し出し、6%増=11月末、コロナ禍で―全銀協
全国銀行協会が7日発表した預金・貸出金速報によると、全国の銀行112行の11月末の貸出金残高は、前年同月比6.1%増の534兆9610億円となった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、取引先の資金繰り支援のためメガバンクなど都市銀行を中心に融資が増えた。
内訳は、都市銀行が8.2%増、地方銀行が5.0%増、第二地銀は7.1%増。企業の資金需要は9月ごろから落ち着いていたが、「11月は一部大企業への大口貸し出しがあった」(全銀協)ため、貸出金は5カ月ぶりに前月比でプラスに転じた。
【時事通信社】
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