- 2020/12/08 掲載
米モルガンS、新興国市場の上昇受け「小幅に現金化」
同行は発展途上国通貨と特定国の債券が上昇し続けるとの中心的な見方は維持しているとしつつ、11月の上昇を受けて強気の見方を後退させているとした。
具体的には6月以降で13%上昇している南アフリカランドのロングポジションの手仕舞い、ブラジルレアルやメキシコペソ、コロンビアペソといった中南米通貨のストップロス厳格化、エジプトやウクライナを含む一連の債券買いの巻き戻し、が含まれる。
モルガン・スタンレーのアナリストは「新興国市場通貨の上昇は年末および2021年第1・四半期に前倒しされているが、その後(上昇の勢いは)次第に弱まるとわれわれはみている」と指摘。「われわれはまた、新興国市場のクレジットに対してニュートラルだ。スプレッドは底打ちが近いと考えている」とした。
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