- 2020/12/16 掲載
12月仏総合PMIは49.6、制限緩和で予想外の急上昇
新型コロナウイルス感染抑制のための制限が一部で緩和されたことや、製造業が堅調だったことを背景に前月の40.6から上昇し、好不況の分かれ目となる50に迫った。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は42.9だった。
フランスでは10月末に導入した今年2度目のロックダウン(都市封鎖)を今月に入って部分的に緩和した。
IHSマークイットのエコノミスト、エリオット・カー氏は「今週ロックダウンの制限が緩和され、免疫化への道筋がより明確になったことで、企業は新型コロナ危機前の水準回復を目指すことが可能になった」と述べた。
同氏は雇用が10カ月ぶりに増加に転じ、信頼感は1月以来の高水準に達したと指摘した。
サービス部門PMIは11月の38.8から49.2へ大幅に改善し、市場予想の40.0も大きく上回った。
製造業PMIは前月の49.6から51.1へ上昇した。予想は50.1だった。
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