- 2020/12/17 掲載
ENEOS、自動宅配ロボットを活用したデリバリーインフラ構築に向けた協業について発表
本協業では、自動宅配ロボットをサービスステーション(SS)などに配備し、食料品や日用品など幅広い商品を同時に一般消費者へ配送することができる独自のデリバリーインフラの構築を目指します。デリバリー需要が拡大するなか、配達員の人手不足解消や安全性の確保といったニーズに応えることを目指します。
デリバリーインフラの確立に向けた第一歩として、ZMPがロボットと暮らす明るい街「RoboTown」を構想として掲げる中央区佃・月島エリアにおいて、その実用化を目指し、稼働率などのビジネス性検証および宅配プラットフォームとの連携やロボット公道走行などの技術可能性検証のための実証を行います。実証において当社は、エニキャリと共同構築する受注・集荷・決済等のプラットフォームを運営し、近隣住民から注文を受け、ロボットを活用した配送を行います。また、ロボットの充電・デリバリー拠点として、東新エナジー株式会社(社長:比毛 新太郎、以下「東新エナジー」)協力のもと、同社が運営するDr.Drive月島SS(住所:東京都中央区佃2-18-8)に、ZMP製の自動宅配ロボット DeliRoを配備いたします。
実証を通じて、本事業の技術的・ビジネス的課題を抽出し、2022年を目途に最適なシステム・ビジネス等の設計・構築を行い、安心・安全・低コストなデリバリーインフラの提供を目指します。また、当社既存サービスとデリバリーサービスの融合に関する検討や自動走行ロボットを活用した様々なサービスの検討を行ってまいります。
ENEOSでは、グループ長期ビジョンとして「地域サービス」をテーマに掲げており、革新的事業を通じたこれまでにない価値を創造するサービスの構築を目指して参ります。
<実証事業の概要>
目的:自動宅配ロボットを活用した配送インフラ構築に向けた技術的・ビジネス的課題の抽出
期間:2021年2月(予定)
※公道走行に必要な手続き等が終了次第
実施場所:
配送エリア:東京都中央区佃
自動宅配ロボットステーション:東新エナジー運営 Dr.Drive月島SS
実施内容:エニキャリと共同構築するプラットフォームを通じて近隣住民からの注文を受け、宅配ロボットDeliRo等を活用した配送を行う。
各社の役割分担:
・ZMP:宅配ロボット DeliRoシステムの提供、その他ロボット運用の支援等
・エニキャリ:注文・宅配プラットフォームの構築
・東新エナジー:ロボットの充電・デリバリー拠点の提供
・ENEOS:宅配ロボット DeliRoの保有・保管・運用及び注文・宅配プラットフォームの運営
※参加小売店・飲食店等については調整中
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