- 2020/12/18 掲載
NY円上昇、一時102円台=9カ月ぶり、米緩和長期化で
【ニューヨーク時事】17日のニューヨーク外国為替市場では、米金融緩和の長期化観測が広がる中、円は一時、今年3月以来約9カ月ぶりに1ドル=102円台を付けた。午後5時現在は103円03~13銭と、前日同時刻比37銭の円高・ドル安。
米連邦準備制度理事会(FRB)は16日、米国債などを買い入れる量的緩和策を「雇用最大化と物価安定の目標へ十分に前進するまで続ける」とし、金融緩和の長期継続を約束。これを受けて、円買い・ドル売りが進行し、円は102円88銭の高値を付けた。
米労働省が朝方発表した最新週の新規失業保険申請件数は88万5000件と、2週連続で悪化し、市場予想(80万件)を上回る内容。雇用情勢の厳しさが示され、安全資産とされる円の買い要因となった。
【時事通信社】
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