- 2020/12/23 掲載
電機連合、ベア2000円要求へ=上部団体と分かれる―21年春闘
日立製作所や東芝など電機メーカーの労働組合で構成する電機連合が2021年春闘で、基本給を底上げするベースアップ(ベア)の統一要求額を「月2000円以上」とする方針案を固めたことが23日、分かった。上部団体の金属労協は「月3000円以上」を基準としており、判断が分かれるのは異例。
電機連合は15年春闘以降、金属労協と同一水準の要求を続けてきた。20年春闘も月3000円以上で足並みをそろえたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響から業績が悪化している企業の現状を考慮。要求水準を下げても可能な限り満額に近い回答を引き出したい考えだ。
【時事通信社】
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