- 2020/12/23 掲載
2019年の世界ビール消費、2年連続増=20年はコロナで1割減へ―キリン調査
キリンホールディングスが23日発表した2019年の世界ビール消費量調査(170カ国・地域)によると、総消費量は前年比0.5%増の約1億8905万キロリットルだった。アジア、アフリカが伸びて2年連続の増加。20年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛などが響き、1割程度減る見通し。
世界消費量は、東京ドームをジョッキに見立てると約152杯分に相当する。日本は1.4%減で13年連続の7位。秋に開催されたラグビーワールドカップの押し上げ効果の一方、近年人気の酎ハイなどへの流出が響いた。
トップは17年連続で中国(0.4%減)。経済成長が続くベトナム(9位、3.4%増)やインド(13位、3.1%増)、フィリピン(15位、5.1%増)がけん引し、地域別でアジアは3割超を占めた。
【時事通信社】
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