- 2020/12/24 掲載
米耐久財コア受注、11月0.4%増 第4四半期は成長維持か
10月の前月比は1.6%増加していた。ロイターのエコノミスト調査によると、11月の予想は0.7%増だった。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、需要は旅行や接客業などのサービスから商品にシフトしている。11月の受注は、電機・家電とコンピューター・電子製品、一次金属、機械が増加した。
国内総生産(GDP)の設備投資の算出に用いられるコア資本財の出荷は前月比0.4%増。10月は2.6%増加していた。
企業の設備投資は5四半期連続で減少した後、第3・四半期に力強く回復。第4・四半期GDPで個人消費減速の影響を緩和する可能性がある。個人消費は、新型コロナの感染再拡大のほか、議会で追加経済対策の承認が遅れたことで影響を受けている。
全体の耐久財受注は0.9%増。10月は1.8%増加していた。耐久財受注はトースターから航空機まで3年以上使われるモノを指す。
11月は輸送機器が1.9%増。前月も1.5%増だった。民間航空機の受注は2.8減。自動車・同部品は2.4%増だった。
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