- 2020/12/24 掲載
地域DX支援へ新会社=経営共創基盤、ゆうちょ銀やKDDI出資
有力コンサルティング会社の経営共創基盤(東京)は24日、地域密着型企業を支援する「日本共創プラットフォーム(JPiX)」を設立したと発表した。ゆうちょ銀行やKDDIなど8社が出資する。早期に1000億円規模を調達し、長期投資で地域企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる。
JPiXは、物流や製造業、医療など地域の基幹産業に投資し、生産性向上を後押しする。共創基盤は「新型コロナウイルス感染拡大は、地域経済圏に深刻なダメージを与えている」と指摘。投資先に経営人材やノウハウ、資金を投入し、DXや事業変革を促す。
JPiXには、伊予銀行、群馬銀行、埼玉りそな銀行、商工中金、三井住友信託銀行、山口フィナンシャルグループも出資する。他の銀行やメーカーからも資金を受ける方向で調整している。いずれも優先株で受け入れ、議決権は共創基盤が100%保有する。
【時事通信社】
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