- 2020/12/28 掲載
中国の経済規模、2028年に米国抜く=英シンクタンク
CEBRは「しばらく世界経済の中心となっているテーマは米中のソフトパワーの争いだ」と指摘。その上で「新型コロナのパンデミックと景気への悪影響は、この対立で中国側に有利に働いているのは確実だ」と分析した。
また、早期のロックダウン(都市封鎖)による中国の「巧みなパンデミック抑制」と、西側諸国の長期的成長への打撃が、必然的に中国の相対的な経済パフォーマンス改善をもたらしたとの見解を示した。
中国は21─25年の平均経済成長率が5.7%、26─30年は4.5%に鈍化する見込み。
米国は21年にポストコロナの力強い景気回復を示す可能性があるものの、22─24年の成長率は1.9%に鈍化し、その後は1.6%と予想されている。
日本は30年代前半にインドに抜かれるまで、ドルベースで世界3位の経済規模を維持する見通し。これに伴い、ドイツは4位から5位に後退するとみられている。
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