- 2020/12/28 掲載
3~11月期、百貨店2社が大幅赤字=コロナ響き、高島屋は243億円
百貨店大手2社が28日までに発表した2020年3~11月期連結純損益はいずれも大幅な赤字に陥った。新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休業や客足の減少が響き、高島屋が四半期ごとに決算開示を始めた02年以降で最大、J・フロントリテイリングは07年9月の統合後初となる赤字を記録した。
高島屋は243億円の赤字(前年同期164億円の黒字)。大丸と松坂屋を傘下に持つJ・フロントは156億円の赤字(同209億円の黒字)。両社ともに今春の店舗休業が響いたほか、入国制限による訪日客の激減で免税売り上げがほぼ消滅。営業再開後も来店客が戻らず苦境が続いた。
【時事通信社】
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