- 2021/01/06 掲載
金融政策を柔軟に、貸出金利改革を深化=中国人民銀
[北京 6日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は6日、今年の金融政策を柔軟で対象を絞った適切な形で運営し、経済が回復する中で中小企業の支援に焦点を当てる方針を示した。ウェブサイトに声明が掲載された。
人民銀は引き続き構造的な政策手段と信用政策を用い、融資の返済延期など中小企業を支援するとした。
声明は、最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)改革を深化し、預金金利の自由化を進めると表明。
インターネット・プラットフォームの金融サービスへの規制を強化するほか、個人情報評価会社に事業免許の取得を求める方針も示した。
また金融商品を強引に販売したり、消費者に過大な借り入れを促したりすることを禁止する。
不動産金融の健全な運営を促し、賃貸住宅市場への金融支援に関する政策のあり方を改善するとした。
さらに人民元の国際化を着実かつ穏健に進めていくとした。
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