- 2021/01/07 掲載
政府・日銀、市場注視し必要なら一体で取り組む=岡村財務官
[東京 7日 ロイター] - 岡村健司財務官は7日、財務省、金融庁、日銀による三者会合の後に会見し、新型コロナウイルス対策や市場動向について情報交換し、政府と日銀がコロナ対策に万全の取り組みをしていることを確認したと明らかにした。市場の安定は極めて重要で、動向を注視していくことが必要との認識を共有したという。市場・経済動向をにらみつつ、必要があれば「政府・日銀が一体となって取り組んでいくことも確認した」と述べた。
このほか、米ジョージア州で行われた上院決選投票の結果や、民主党が大統領府、上下両院の全てを制する「ブルーウェーブ」の状況になったことなどが市場に与える影響についても意見を交わしたという。
三者会合には、財務省の岡村財務官のほか、新川浩嗣総括審議官、金融庁の氷見野良三長官、森田宗男金融国際審議官、日銀の内田眞一理事、清水季子理事が出席した。
*内容を追加しました。
(杉山健太郎 編集:田中志保)
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