- 2021/01/13 掲載
ミライト、MMDへの出資及び業務提携に関する基本契約を締結
これまで水族館は、郊外型のテーマパーク・レジャー観光資源として、主に都市近郊や全国各地の海岸線付近に開設されてきました。近年では海洋物に対して快適な水環境を作り上げる人工海水や濾過等のエンジニアリング技術(Life Support System、以下LSS)により、都市部や商業施設のテナントでのレジャーコンテンツとして設置されることが増えてきています。このような水族館では、「コト消費」で「新たな余暇の過ごし方」を提供しているところであり、レジャー・観光の目的地として訪れる対象から、コミュニティや生活の一部としての存在に変容しつつあります。また、日本は世界的にも多数の水族館を有する国といわれており、今後も都市再開発・商業施設での水族館・ミュージアムの新規開発や、既存水族館の耐震・塩害対策・老朽化を契機としたリニューアルなど多くの案件が計画されています。
MMD社は、国内外で数多くの水族館・ミュージアム開発に携わってきた加藤尚行氏が新たに設立したスタートアップ企業で、事業計画の策定から設計、施工、運営に至るまでワンストップサポートを提供する国内では数少ない企業です。人工海水技術、LSSなど建物や設備の条件に合わせた一連の構築ノウハウや、「過ごす・感じる」をテーマとした現代アーティストとの協奏による空間から水槽の演出・デザイン力に優れており、既に複数の計画案件を受託し事業基盤を築いています。
ミライトは、MMD社への出資及び業務提携を通じ、これまで通信インフラ分野において培ってきた豊富な知見、経験を駆使して、今後求められる「水族館・ミュージアム、まちづくり」に向けてエネルギー・ICT分野での通信インフラ構築からDX・IoT・AIによる設備機器の自動制御、遠隔支援、予防保全や省人・省エネ・省線・見える化、エネルギー改善等に資するこれらを支える通信インフラと、様々な情報機器との連携精度向上により快適なインフラソリューションを提供することで、サスティナブルな情報社会の実現に貢献していきます。
【MMD社の概要】
MMD社は、国内外で数多くの水族館・ミュージアム開発に携わってきた加藤尚行氏が代表を務め、「生き物と人をむすぶ・ヒトとヒトをつなぐ」を理念に、「ミュージアムのある暮らしを考える集団」を目指して設立されたスタートアップ企業です。
会社名:MMD株式会社(Museum Management & Design,Inc.)
設立:2020年4月1日
所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目35番3号 JUNCTION・harajuku #006
代表者:代表取締役社長 加藤尚行
事業内容:
水族館、博物館、科学館、美術館等のミュージアムの経営並びにコンサルティング、建築設計、展示設計、特殊設備設計、監理、施工、機械装置等の製作・販売等
許認可等:一級建築士事務所、一般建設業許可
URL:https://www.mmd.inc/
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