- 2021/01/15 掲載
静岡の製紙会社が更生法=負債140億円―商工リサーチ
東京商工リサーチによると、製紙メーカーの大興製紙(静岡県富士市)が15日、東京地裁に会社更生法の適用を申請した。負債額は約140億円。紙需要の落ち込みで売り上げが伸び悩む中、新型コロナウイルス禍で資金繰りが悪化し、自主再建を断念した。
段ボール大手のレンゴーは同日、スポンサーとして再生支援を検討することで基本合意したと発表。大興製紙は営業を継続する。
同社は1950年創業。紙袋などに使われるクラフト紙の販売で高いシェアがあったが、需要減少や原料の高騰で業績が悪化していた。
【時事通信社】
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