- 2021/01/18 掲載
コニカミノルタ、画像IoTを活用したフォークリフト事故低減サービスを開始
■協業によるフォークリフト労働災害リスク低減の特長
・コニカミノルタは、労働安全の向上にむけて、非接触で表面温度を検知するMOBOTIXカメラ(※1)や独自の3D LiDAR(※2)等のセンシングデバイスと画像解析技術による現場作業員の行動を可視化
・MS&ADインターリスク総研が提供するコンサルティングにコニカミノルタの画像IoT技術を用いた画像診断を加え、作業現場で抱える危険性を視覚的に把握
・2020年12月から製造業、運輸・倉庫業などの屋内の物流エリアを対象に、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保の代理店を通じて試行運用を開始
1.協業の背景
日本では、フォークリフトによる労働災害で毎年約2,000人の方が被災、そのうち20~30人の方が亡くなっており、より安全な作業に加えて作業環境の改善が求められます。適切な改善策を打つために、現場に潜むフォークリフトと作業者との接触リスクを的確に把握することが重要であり、多くの現場で人の眼や経験に頼った手法を用いてフォークリフトや作業員の危険行動の把握に努めています。
コニカミノルタは、みえないものを「みえる化」する画像IoT/AI技術により社会課題の解決に取り組んでおり、労働安全分野では、MOBOTIXカメラ(※1)や独自の3D LiDAR(※2)等のセンシングデバイスと画像解析技術を活用し、現場作業員の行動を可視化、事故を未然に防ぐことを目指しています。
他方、MS&ADインターリスク総研は、労働安全衛生のリスクマネジメントに関するノウハウを有しており、これまで、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保を通じて、製造業、運輸・倉庫業などのお客様に対し、フォークリフト作業に関する事故低減に向けたコンサルティングを実施してきました。
今回、MS&ADインターリスク総研が提供するコンサルティングにコニカミノルタの画像IoT技術を用いた画像診断を加えることで、お客様が作業現場で抱える危険性を視覚的に把握し、フォークリフトに関する労働災害リスクの低減につなげます。
※1:MOBOTIXカメラは、コニカミノルタのグループ会社であるMOBOTIX AGが提供するネットワークカメラです。
※2:コニカミノルタ製3D LiDARは、水平方向120度の広範囲で物の位置・大きさを測定可能なセンシングデバイスです。これにより、人や車など移動体の行動解析が可能です。
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