- 2021/01/21 掲載
独ロックダウン延長は経済の重し、第2四半期は3%成長確保=IFO
メルケル首相は19日、今月31日が期限のロックダウン措置を2月14日まで延長することで各州首相と合意。他の欧州諸国が感染拡大を食い止める措置を講じなければ、入国制限も辞さない構えを示した。
IFOは、国内経済の成長が第1・四半期に停滞すると予想。IFOのエコノミスト、ティモ・ボルマーショイザー氏は、「ロックダウン延長は売上高、生産、付加価値の目減りにつながる」と述べた。
コメルツバンクのエコノミスト、エルク・クレーマー氏は、ロックダウンで小売業とサービス業が影響を受けるため、第1・四半期は2%のマイナス成長に陥ると予想。ロックダウンなどの抑制措置がなければ2%のプラス成長が見込まれていたとした。
独連邦統計庁は29日に昨年第4・四半期の国内総生産(GDP)統計を発表する。
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