• 2021/01/21 掲載

米住宅建設業者指数、1月は低下 コロナ感染拡大など重し

ロイター

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[ワシントン 20日 ロイター] - 全米住宅建設業者協会(NAHB)が20日に発表した1月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は83と、昨年12月の86から低下した。市場予想は横ばいだった。新型コロナウイルス感染者数の急増や、木材価格の高止まりが重しとなった。ただ、住宅ローン金利が過去最低水準にあることが住宅市場を下支えし続けている。

住宅建設業者指数は、50が改善と悪化の分岐点となる。指数は昨年11月に過去最高となる90をつけた。

NAHBのフォーク会長は「住宅需要は底堅く住宅ローン金利は低いが、購入者は物件の少なさに直面しており、家が買いにくい状況が悪化している」と述べた。「建設業者は、木材やその他の建材費用に関連した制約や、手ごろな用地・労働力の不足など、供給面での制約に苦戦している。納品が遅れ、住宅価格に上昇圧力がかかっている」と話した。

新型コロナ危機により企業が在宅勤務を容認していることや、学校がオンライン授業に移行しているのを背景に、人々が郊外や人口の少ない地域に移っている。労働力人口の約23.7%が在宅勤務をしている。低い住宅ローン金利も追い風と成り、住宅需要を押し上げている。

新型コロナにより、米経済は昨年2月に景気後退(リセッション)局面に入った。打撃を受けた人は低賃金労働者に偏っている。新型コロナ感染の再拡大により、建設現場の労働力も不足している。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、米国の30年固定住宅ローン金利は平均約2.79%となっている。

向こう6カ月間の住宅販売予測指数は83と、昨年12月から2ポイント低下。現況販売指数は90と、12月から2ポイント低下。潜在的な住宅購入者の見方を示す指数は68となり、5ポイント低下した。

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