- 2021/01/27 掲載
午後3時のドルは103円後半、中国株下げ止まりに安堵
ドルは昼過ぎに103.75円まで小幅に上昇。しかし、上値には輸出企業などの売りが控えているといい、その後はもみあいに転じた。日中の値幅は上下16銭だった。
ユーロも1.21ドル後半、126円前半の狭いレンジ内で売買が交錯した。前日海外では、欧州中央銀行(ECB)が最近のユーロ高をより深く分析するとブルームバーグが伝えたことが話題となったが、直接の影響は限られた。
ただ、今年は多くの参加者がドル安の進行を見込んでいるだけに、その受け皿のひとつとなるユーロ高に対する欧州当局の姿勢は、引き続き注目を集めそうだ。
中国短期金融市場では、翌日物の加重平均レポ金利が前日に続いて、1年9カ月ぶり水準へ再び上昇。人民元の対ドル相場も1週間ぶり高値を付けた。国営メディア証券時報は1面の解説で、人民銀の短期流動性供給オペが株や債券市場に与える影響を過大評価しないよう投資家に呼びかけた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 103.67/69 1.2160/64 126.09/13
午前9時現在 103.59/61 1.2161/65 125.99/03
NY午後5時 103.60/63 1.2160/61 125.98/02
(為替マーケットチーム)
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