- 2021/01/27 掲載
ロンドン金融街、EU市場へのアクセスなくても繁栄へ=幹部
シティーの行政責任者キャサリン・マクギネス氏はロイターに「ビジネスを失うのは残念だが、壊滅的なものでは全くない」と指摘。「ロンドンの基本的な力強さには非常に自信があり、別の場所でビジネスを補う。何が起きてもロンドンは繁栄を続ける」と語った。
またロンドンほどの規模の国際金融ハブがルールを「受け入れる側」に回ることはないと述べた。
マクギネス氏によると、英国からEUへ移った雇用はおよそ7500人。投資コンサルタントのオリバー・ワイマンは2016年の時点で6万5000─7万5000人の雇用喪失を予想していたという。
同氏は債券、デリバティブ、資本市場の一部はロンドンから移ったが、資本市場としての深さでは同じタイムゾーンでロンドンに並ぶところはないと述べた。
「われわれは国際基準から逸脱するつもりはない。大がかりな規制緩和も全く期待していない」と語った。
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