• 2021/01/28 掲載

米FRB、ゼロ金利と量的緩和維持 「回復ペース鈍化」

ロイター

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[ワシントン 27日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は26─27日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を現行のゼロ%近辺に据え置くと同時に、国債などを買い入れる量的緩和も現行水準を維持すると全会一致で決定した。新型コロナウイルス感染拡大で引き起こされた景気後退から完全に回復するまで、こうした景気支援策を継続すると改めて確約した。

FRBはFOMC声明で、経済活動と雇用の回復ペースはここ数カ月で鈍化したとの認識を示し、感染拡大で最も大きな痛手を受けた部門に脆弱性が集中していると指摘。公衆衛生を巡る危機が引き続き経済活動、雇用、インフレの重しになり、経済見通しに対する大きなリスクになるとした。

その上で、回復に向けた「一段の大幅な進展」がない限り債券買い入れは現行水準を維持し、インフレが目標とする2%を達成するまで政策金利をゼロ%近辺にとどめると改めて表明した。

FRBはフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0─0.25%に据え置くことを決定。FOMC声明で回復ペースの鈍化に言及されたことで、FRBが緩和的な金融スタンスを維持するとの確約の重みが一段と増した。

今回のFOMCについて、LPLフィナンシャル(ノースカロライナ州)のシニア市場ストラテジスト、ライアン・デトリック氏は、「変化球もなく、全てが予想通りだった。全てが通常通りだ」と述べた。

*内容を追加しました。

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