大手百貨店売上高５～１１％減＝落ち込み縮小も楽観できず―２月

大手百貨店４社が１日発表した２月の既存店売上高（速報）は、前年同月比５～１１％減となり、減少率は３割前後だった１月よりも縮小した。昨年２月に新型コロナウイルス禍で訪日外国人旅行者（インバウンド）需要が急減した影響が大きく、先行きは楽観できない。

落ち込み幅はそごう・西武が１１．０％、大丸と松坂屋を傘下に持つＪ・フロントリテイリングが１０．７％、三越伊勢丹ホールディングス（ＨＤ）が８．０％、高島屋が５．５％だった。

【時事通信社】