- 2021/03/02 掲載
米財務副長官候補、対イラン制裁の実効性確保にコミット
イランは2015年核合意を再び順守することで初めて制裁が緩和されると指摘。イランによる制裁逃れや、テロ活動資金を調達するために「国際銀行システムを悪用する取り組み」に財務省として細心の注意を払うと述べた。
「イランのテロ支援には非常に深刻な懸念があり、確認できれば、財務省の同僚と協力し、あらゆる手段を総動員して厳密に監視し、テロ支援を断ち切ることを目指す」とした。
上院財政委は3日にアデエモ氏の人事案について採決を実施する。
同氏はまた、ロシアの個人・団体に対する制裁の実効性確保も強調。ロシア産天然ガスをドイツへ直送する海底パイプライン「ノルドストリーム2」の建設に関わっている企業・個人に制裁を科すことを義務付ける法律の施行に向けて、他の米当局者と緊密に協力して取り組む考えを示した。
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