- 2021/03/03 掲載
米インフレなお低水準、緩和策「当面」必要=SF連銀総裁
デイリー総裁はニューヨークのエコノミッククラブでの講演で「われわれに最も求められるのは忍耐だ」とし、労働市場の状況を絶えず精査しながら尚早な金融引き締めを回避する必要があると述べた。
その上で、現時点ではインフレが低すぎることがより大きなリスクになっていると指摘。「インフレ率が持続的に2%を回復するまで時間がかかる公算が大きい」と語った。
また、バイデン政権が策定している新たな財政刺激策で望まざるインフレが引き起こされることはないと確信していると表明。むしろパンデミック(世界的大流行)克服の一助になるとし、ワクチン接種が進む中、米経済は下半期に回復するとの見方を示した。
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