- 2021/03/03 掲載
ハウス食品グループ本社、「街角ステージ weldi」の正式提供を開始
街角ステージweldiは、飲食事業者と遊休地を持つスペースオーナーをつなぐキッチンカーのプラットフォームで、飲食事業者のキッチンカーの導入から運営までをトータルでサポートするサービスです。
2019年9月より事業可能性の調査検証(フィジビリティテスト)を実施しており、平日ランチ時間帯のみでの展開にも関わらず、都内8か所にキッチンカーを設置、46社の飲食事業者に参画いただき合計35,000食を販売いたしました。事業のさらなる成長が見込めることから、この度ブランドの設定をするなど正式提供を開始することにいたしました。
2022年には、事業規模として月間売上高500万円を目指し事業展開してまいります。
また、街角ステージweldiは、キッチンカーの導入にかかる初期費用を無料にすることで、ニューノーマル時代の新たな飲食業態を促進いたします。また、スペースオーナーにはキッチンカーの出店場所を貸与いただくことを通じて、遊休地のマネタイズが可能となります。
■ニューノーマル時代の新たな外食業態
コロナ禍以前より、飲食店は、生産労働人口の減少、都内の家賃の上昇などから閉店件数が増加傾向にあり、外食業界のビジネス構造そのものを変える仕組みを提案する必要を感じ、2019年9月より事業可能性の調査検証(フィジビリティテスト)を開始いたしました。
調査検証に参画いただいた飲食店の多くは、これまでキッチンカーを長く続けてこられた飲食店と遜色ない販売実績となり、本事業の拡大に手ごたえを感じました。
また、2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大で外食の自粛傾向が進み、外食業界全体の売上は前年比84.9%(*1)と大きな影響を受けています。加えて店舗運営人員の不足、家賃の上昇、席数が決まっていることによる売上の限界により、店舗型飲食店だけでは経営が厳しくなっており、外食業界においては、ニューノーマル時代に対応すべく、店舗型のみから「テイクアウト」「宅配」「出張シェフ」と様々な広がりを見せています。
街角ステージ weldiは、今後本事業を拡大させることで、食にかかわるすべての人に新しい価値を提供し続け、日本の飲食業界の活性化に貢献してまいります。
*1 外食産業市場動向調査令和2年(2020年)年間結果報告(一般社団法人日本フードサービス協会)
http://www.jfnet.or.jp/files/nenkandata-2020.pdf
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