- 2021/03/10 掲載
グリーンシル、事業売却巡る保険アテネとの協議難航=BBG
グリーンシルのサプライチェーンファイナンス利用者向けに大部分のフロントエンド技術を提供する米タウリアとの協議が難航しているためという。アテネは8日、アポロ・グローバル・マネジメントによる買収で合意したことが明らかになった。
タウリアの広報は、グリーンシルの一部事業を取得するアポロの計画についてアポロ側と話し合ったことを確認した上で、タウリアは引き続き顧客に対し「早期支払いの資金調達元について柔軟性」を提供したいと述べた。
タウリアは、顧客のリスクを削減し一つの金融機関への依存を減らすため、複数金融機関からの資金調達を事業モデルとしている。関係筋によると、この事業モデルがグリーンシルとの協議で主な障害となっている。
グリーンシルの一部資産を取得する計画の一環として、アポロはタウリアの顧客について独占的な資金融通を求めており、タウリアは他の資金元を利用できなくなるほか、大幅な戦略転換を強いられることになるが、タウリアは受け入れる用意ができていないという。
PR
PR
PR