- 2021/03/10 掲載
1月のフランス鉱工業生産は前月比+3.3%、予想上回る
上昇率はロイターのエコノミスト予想の平均(0.5%)だけでなく、最も高い予想(2.5%)も上回った。
上昇は広範囲に及んだが、自動車生産や航空関連など輸送機器は低迷した。
工業部門は過去数カ月、新型コロナウイルス規制の影響が顕著なサービス部門を上回る状態を維持している。
しかしフランスの回復は、中国市場との関係が強いドイツやイタリアに遅れをとっている。これらの国より航空関連や食品加工などの産業への依存が大きいことが原因に挙げられている。
政府は1000億ユーロ規模の経済対策で工業分野に焦点を当て、回復の加速化を図る方針。今月初めには追加の資金投入を行う考えを示している。
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