- 2021/03/10 掲載
車椅子用スペースを拡大=北陸、東海道新幹線で―JR2社
JR東日本は10日、北陸新幹線を対象に車椅子用フリースペースを4席(従来1~2席)に増やした車両を7月から一部で導入すると発表した。JR東海も4月中旬以降、6席(同1~2席)設けた車両を順次投入する。新幹線のバリアフリー化を進め、障害者や高齢者らの使い勝手を高める。
いずれも車椅子用に客室通路脇の1席を取り外していたが、通路を挟んだ並列2席も外して窓際までスペースを拡大。車椅子に乗ったまま外の景色を楽しめるようにした。JR東・東海は対象となる列車を決定次第、ホームページなどで知らせる。
国土交通省は昨年、バリアフリー基準を改正し、今年7月以降の投入車両について、1編成当たりの座席数に応じ車椅子用スペースを3~6席以上設けるよう定めた。
【時事通信社】 〔写真説明〕4席分に拡大した北陸新幹線の車椅子用フリースペース(JR東日本提供)
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