- 2021/03/11 掲載
カナダ中銀、政策金利据え置き 量的緩和も維持
金利据え置きは予想通り。中銀は声明で「世界経済は、地域的、部門的な隔たりはあるものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響から回復しつつある」と指摘。「カナダ経済は、感染拡大第2波とこれに対する抑制措置に予想よりも良く耐えている」とした。
その上で、第1・四半期のカナダの経済成長率について、1月時点ではマイナス成長を予測していたが、現時点ではプラス成長を予想していると表明。ただ、経済見通しは改善したものの、異例の金融政策による支援はなお必要との見方を示し、スラック(需給の緩み)が吸収されるまで金利を据え置く姿勢を示した。スラックは2023年まで解消しないとみられている。
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