- 2021/03/11 掲載
EUのCO2削減規制、長距離路線も対象に 格安航空各社が要請
EUの欧州委員会は、航空業界の二酸化炭素(CO2)排出量を削減するための規制導入を進めている。昨年12月にはSAF割合を2030年までに5%にするという目標について、不十分だとして棚上げにした。
ライアンエアなどの格安航空会社と環境保護団体は、SAF利用の義務付け対象に欧州内路線だけでなく欧州外の長距離路線も含むよう求める書簡をEUに送った。
ロイターが確認した書簡は、「SAF利用の義務付けで長距離路線を外せば、航空業界で最も脱炭素が必要な分野がこの規制でカバーされないことになる」と指摘している。
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