- 2021/03/15 掲載
金融と生活支援、一体提供=高齢者向け新サービス―三井住友銀
三井住友銀行は15日、高齢者向けに、専任の「コンシェルジュ」に相談できる金融サービスと、健康相談や家事代行などの生活支援サービスの一体的な提供を4月に始めると発表した。「人生100年時代」を見据え、顧客の多様なニーズに対応する。金融以外を含む総合的な高齢者サービスを提供するのはメガバンクで初めてという。
新サービスは「SMBCエルダープログラム」。利用には専用口座に1000万円以上の預け入れが必要。手数料は月9900円。
コンシェルジュは定期的な訪問や電話などで各種サービスを提案する。また、定額自動送金、資産承継などの銀行サービスや、水回りトラブルの対応、家の防犯といった提携企業のサービスを無料や割引価格、特典付きで利用できる。
三井住友銀は新サービスを「運用、相続に次ぐリテール(個人向け取引)第3の柱に育てていきたい」としている。初年度1万5000件程度の契約を見込む。
【時事通信社】
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR