• 2021/03/18 掲載

ブラジル中銀、利上げ開始 引き上げ幅予想上回る

ロイター

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[サンパウロ 17日 ロイター] - ブラジル中央銀行は17日に開いた金融政策委員会(COPOM)で、政策金利を75ベーシスポイント(bp)引き上げ、2.75%とした。利上げは約6年ぶりとなる。

政策委員会は全会一致の決定だったとし、インフレ率が目標水準を上回っていることから利上げが適切だと判断したと説明した。

ロイターが実施したエコノミスト調査では、エコノミスト30人中、29人が50bpの利上げを予想していた。

2月の消費者物価指数は前年同月比5.20%上昇し、中銀目標を上回った。中銀は年末の物価上昇率目標を3.75%とし、上下ともに1.5%ポイントの許容範囲を設けている。

政策委員会は、インフレ率は21年と22年を含めた見通しの期間内、中銀予想を上回って推移すると見込まれるとし、現状を踏まえると刺激策の停止が適切との見方を示した。

「次回会合については、インフレ見通しやリスクバランスに大きな変化がない限り、同程度の追加調整により段階的な正常化のプロセスを継続する」と表明した。

政策委員会は、市場ベースの金利や為替相場の見通しを踏まえると、年末のインフレ率は5.0%と、中銀目標レンジの上限近辺になると予想している。

みずほ銀行(サンパウロ)のチーフストラテジスト、Luciano Rostagno氏は、より積極的な利上げを市場は歓迎すべきだと述べ、「政策正常化の前倒しは金融市場を早期にしっかりと安定化させることにつながり、通貨レアルも支援され、年末のインフレ率が目標を上回るリスクも最小限に抑えることができる」と説明した。

*内容を追加しました。

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